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馬が柳の道を駆け抜けた記憶蘇る
ローレルコート京都柳馬場六角
京都らしい路地をイメージしたパブリックスペースは、物件名にもなっている柳馬場通りの「柳」と「馬」をモチーフに幻想的な表現で空間をデザインした。 ラウンジは低い窓で外からの視線を遮りプライバシーを高めると共に、ソファに掛け石庭を眺める時には心地良い自然光が感じ取れるよう配慮した。
レセプション 共用部は住まいまでのアプローチを京都の路地に見立て目的地まで明かりを辿って歩く楽しさを表現。 床は石畳をイメージ、天井は外部のイメージでブラックアウトさせ存在感を消した。
レセプション-エントランスホール 物件名称にもなっている柳馬場通りの「柳」と「馬」をモチーフにアートをデザインした。 レセプションの「柳」のアートは鉄板で切り抜いた葉を円状にして和を感じさせる表現にした。
エントランスホール 「馬」のアートは通りの由来にもなっている≪馬が柳の道を駆け抜けた記憶≫を現代に蘇らせ、水たまりに姿が映っていて、雨の中を堂々と歩く馬の姿を強くイメージした
エントランスホール-ラウンジはパーティションで空間を意識的に仕切り、落ち着く空間にした。
ラウンジは低い窓で外からの視線を遮り外からのプライバシーを高めると共に、内部はソファに掛け石庭を眺める時に心地良い自然光が感じ取れるよう配慮した。
ELVホールを彩るアートは1階が1色、5階が5色と色数で階数を暗に表示し意味を持たせた。 アレンジメントも1~5階まで花器を全て違うものにして変化をもたせた。
| OUTLINE概要 |
クライアント名 近鉄不動産株式会社 竣工月 2025年4月 所在地 京都市中央区 担当内容 内装設計、家具設計・工事 担当範囲 エントランス、ラウンジ、ELVホール、共用廊下 |
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