住空間インテリアデザイン

フレキシブルな制度を積極活用。
育児と両立しながら
自分の「好き」「やりたい」を大事に、
スキルも最大限活かして働く。

Kana Baba 2021年 キャリア入社

学生時代は建築を学び、映画関係の会社やデザイン事務所を経て、2021年より現職。マンションのモデルルームとカラースキーム、共用部のFF&Eの提案などを行っている。

Q 01

この業界に興味を持ったきっかけや、以前の会社ではどんなお仕事をされていたのかを教えてください。

建築や空間デザインの軸はぶらさず、ライフスタイルに合わせて働く。

小学生のときは、古いものが好きだったので、考古学者とか、昔のものに関わるような仕事をしたいと思っていましたが、新聞に入ってくる住宅のチラシも好きで、よく集めていて、自分だったらこうしたい、など一人で妄想することが好きでした。そんなこともあり、中学に入ると次第に建築に興味を持つようになりました。

大学、大学院修士課程まで建築を学びました。より人に近いインテリアをやりたくて、卒業後は、映画のセットやレジャー施設等を設計施工する映画関係の会社に入り、結婚、出産を経て、レストラン、リテイルストア、ホテル、オフィス等の内装デザインをしているデザイン事務所で勤務しました。これまでは商空間の業界のほうが長かったですね。

Q 02

メック・デザイン・インターナショナルに応募しようと思ったきっかけや、最終的な入社の決め手は何だったのでしょうか?

子育てとの両立を前提にしながら、自分の志向やスキルを活かしたい。

前職から転職するときには、育児と両立しながら働きたいということがベースにあったので、他の業界のほうが働きやすいのではないかとも考えましたが、自分のやりたいことから離れていってしまうのではという恐れもありました。自分に向き合ったときに、やはりインテリアが好きでしたし、自らの志向やスキルを活かした仕事をやったほうが、将来的にも長続きすると考えて、やはりインテリアから離れられませんでした。

自分がマンションを購入したこともあり、実際に家族でマンションに住みはじめて、自分のライフスタイルを通した目線を生かした仕事が自分の強みになるのではと感じ、マンションのインテリアデザインを手がけていきたいと思うようになり、インテリアコーディネーターの資格も取得しました。同じ業界の中でも、メック・デザイン・インターナショナルはマンションに特化していたこともあり、それが入社の決め手になりました。メック・デザイン・インターナショナルにはそれぞれのプロフェッショナルがいらっしゃいますし、大きな物件も担当できるという点でもとても魅力的でした。

Q 03

入社する前、頭に描いた会社のイメージがあったと思いますが、いざ入ってみて印象が変わった点はありますか。

働く人も、働き方も、とてもフレキシブルな会社。

三菱地所グループという大きな組織なので、入社前はすごくお堅いイメージがありましたが、仕事を始めてみたらまったく違いました。みなさん優しいし、人が良くて、考え方もかなり柔軟でした。いまの時代にふさわしいいろいろな働き方の制度も魅力的です。

特に子育てをしながら働くのには、とてもいい環境だと思っています。フルフレックス制やテレワークはもちろんですが、いまいちばんありがたいと思っているのは「中抜け制度」です。家事や子育ては夕方がピークで、習い事のお迎えに行き、夕ごはんをつくって、子どもたちをお風呂に入れて、寝かしつけるまで、大忙しなのです。その時間にちょっと2時間くらい中抜けして、寝る前の1時間か2時間ぐらいで、その日のできなかった仕事を仕上げたり、次の日の準備をしたりとか、そういうことができるのはすごくありがたいですね。

子育てをしていると、毎日、時間に追われているので、そういった点でちょっとした余裕があったり、後回しにできたりとか、それが心理的にもとても大きいです。自分の采配で調整できるので、育児はもちろんですが、介護や通院という点でも素晴らしいと思います。

会社の社風としても、やはりみなさんとても優しいですし、先輩後輩関係なくすごく質問をしやすくて、いつも親切に答えていただけるので、上下関係の垣根をあまり感じません。遅くまで残っていると、逆に「時間大丈夫?」と気にかけていただくことも多く嬉しいです。また、若手の意見をかなり丁寧に聞いてくれる雰囲気があります。ほんとうに頼もしい先輩ばかりです。チーム内のコミュニケーションではチャットも使いますが、やはり実際に対面でミーティングしたり、会社で顔を合わせたときにちょっと質問したりとか、そういう場合も結構多いと思います。

Q 04

仕事をするうえで自分なりに大切にしている価値観などはありますか?また、いちばんやりがいや達成感を感じた仕事は何でしたか?

一方通行ではなく、お客さまのご要望に寄り添った提案を。

私は住空間デザイン部で、主にマンションのモデルルームとカラースキーム、あと共用部のFF&E(Furniture Fixture and Equipment)の提案などを行っていますが、お客さまからのご要望をじゅうぶん聞いたうえで提案をしています。その際、お客さまに寄り添った提案というものを心がけています。難易度の高いご要望も多いのですが、そのなかでもご要望やニーズに少しでも寄り添えるような提案ができればと思っています。

いままででやりがいのあった仕事は、正直全部なのですが、最近だとコンペ案件です。チームに参加すると、とてもタイトなスケジュールで成果物をつくり出すという作業にもなるので、ハードな分、それが当選したときはやはり達成感が大きかったです。

モデルルーム業務では、モデルルームをご覧になったお客さまが、モデルルームそのままのインテリアを購入されたときは、とても達成感を感じるときでもあるし、実際にその空間で暮らしていただくことを思うと、それがいちばん嬉しいかもしれません。

Q 05

当社の共通価値(バリュー)として「+WAKUWAKU ワクワクしよう!ワクワクさせよう!」を定めています。4つのコアバリュー「WORK TOGETHER!(共に!)」「BE AMBITIOUS!(先へ!)」「HAVE FUN!(楽しく!)」「GO FORWARD(挑め!)」のうち、特に意識しているものは何ですか?

決して一人ではつくれない。だからこそチーム力・連携が大事。

「WORK TOGETHER!(共に)」ですね。やはりチームで連携するのは重要だと思っています。例えばモデルルーム業務ですが、1人でつくっているわけではないので、お客さまを含め、インテリアコーディネーター、メーカーさんや、造作家具屋さんなどの協業者の方たちと一緒にモデルルームをつくりあげるので、納品して完了するときにはすごく嬉しさを実感しますし、チームの力というのも感じます。

社内でも先輩にいろいろわからないことを聞きながらつくりあげていくときも、やはり「WORK TOGETHER!(共に)」をいちばん意識します。この仕事はあなたにお願いしたいとか、どうしてもあなたに担当して欲しいとか、そういうふうに言われるように将来的にはなりたいです。

Q 06

今後チャレンジしたいことや、磨いていきたいスキルなどはありますか?

新しい提案も積極的に行いながら、まずは住空間を極める。

やはり新しい提案はどんどんしていきたいです。時代の変化に合わせて新しい商材や、家具、レイアウトなど新しい空間の使い方の提案を積極的に取り入れていきたいと考えています。毎日学ぶことも非常に多く、経験値をもっと増やして、まずはいまの住空間を極めたいと考えています。あとは何をするにも、ワークライフバランスをうまく保ちながら働いていきたいと思っています。

Q 07

休日はお子さんとどのように過ごしているのでしょうか?

親子でハマり出したK-POP。新たに都心で畑仕事も始める。

いまは中学2年生の娘と小学4年生の息子がいます。休日は子どもたちと出かけることが多く、アウトドア派ですね。息子はとにかくサッカーが好きで、毎週土曜も日曜も試合があるようで、夫と息子はセットでサッカーをしに出かけています。その間、私は娘とお茶をしたり、K-POPのコンサートに行ったり、聖地でもある新大久保に出かけたりして、2人してハマっています。

あと最近、畑を始めました。機会があったら、農業をずっとやりたいと思っていました。野菜を育てられる畑を探していたところ、ちょうど近所の区民農園の募集があって応募しました。それも結構人気で、7倍ぐらいの倍率だったのですが、抽選で当たったので、空いた時間で畑仕事を始めています。トウモロコシや枝豆、トマト、あとサツマイモなど結構いろいろ育てていて、子供たちと一緒に収穫するのが楽しみです。

Q 08

最後に、メック・デザイン・インターナショナルに興味を持っている方々にメッセージをお願いします。

わからないことでも丁寧に教えてくださる先輩もたくさんいるので、ぜひチャレンジを。

意欲的でいろいろなことに興味を持っている方と働きたいと思っています。そういう方は、たぶん視野も広いと思いますので、一緒に働くと私自身もたくさんの刺激をもらえると思っています。仕事以外にも趣味も多彩な方は素敵ですね。

この会社で一緒に働いている人は、みなさんとても優しくて、わからないことでも一から教えてくださる先輩もたくさんいます。困っていても積極的に声をかけてもらえる環境が整っているので、この業界が初めての方でもぜひチャレンジしていただきたいなと思っています。

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